原生生物・寄生虫・進化セミナー

　真核生物の多様性を担っているのは、動物でも植物でも菌類でもない。ましてや多細胞生物ではない。原生生物である！

　原生生物は一つのグループではなく、ざっくり単細胞真核生物をまとめたものなのである。だから原生生物は、いろいろ雑多で、まだまだよく知られていないことが、たくさん詰まっている。モデル生物でわかってきたことが必ずしも当てはまらないし、どんな生物がいるかもわからない。いわば、巨大な、いやサイズすら分からない“びっくり箱”である。

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　原生生物・寄生虫・進化セミナー（Protist・Parasite・Evolution seminar: 通称PPE）は麻布大学・小林 博士を中心に、法政大学・島野 博士、国立感染症研究所・永宗 博士、海洋研究開発機構・矢吹 博士の４人＋１人（理化学研究所の矢﨑 博士）が発起人となり、原生生物を中心に、寄生虫学や進化学など各研究分野のスペシャリストのセミナーを通して、“びっくり”を共有しよう！という思いでできた、そういう大人の会である。（学生も奮って参加してほしい！）

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おおよそ月１回のペースで開催し、セミナーのあとは懇親会もします。