第72回Hybrid:夏休み学生セッション
9月05日(金)
|国立感染症研究所戸山庁舎共用第1会議室, Zoom
夏休み特別企画・学生セッション開催! この夏、未来の研究界を担う若手研究者による熱い講演をお届けします! 今回は、2名の大学院生にご登壇いただき、最新の研究内容や取り組みをご紹介いただきます。 講演はハイブリッド形式で実施しますが、ぜひ現地に足を運び、若手研究者との交流をお楽しみください!(懇親会もあります) 講演者紹介: 山本 健太 氏(筑波大学大学院 博士後期課程2年) 佐野 奎志郎 氏(京都大学大学院 博士後期課程1年) 学生ならではのフレッシュな視点や、最前線での試行錯誤を通じた研究のリアルを共有いただきます。


日時・場所
2025年9月05日 17:00 – 18:00
国立感染症研究所戸山庁舎共用第1会議室, Zoom, 日本、〒162-0052 東京都新宿区戸山1丁目23−1
参加者
イベントについて
※開催場所へは感染研受付で確認いただくか、永宗まで連絡をお願い致します。
要旨:
「クロララクニオン藻Bigelowiella natansのピレノイドプロテオーム」筑波大学大学院 博士後期課程2年 山本健太
ピレノイドは、真核藻類が収斂進化によって獲得したオルガネラである。本発表では、クロララクニオン藻Bigelowiella natansの単離ピレノイドのプロテオーム解析と、新たに開発した遺伝子導入系を用いたGFPタグによるピレノイド推定タンパク質の局在解析について紹介する。
「海洋主要ピコ真核藻類の季節動態の解明」 京都大学大学院 博士後期課程1年 佐野奎志郎
海洋の主要一次生産者とされているピコ真核藻類は、その細胞サイズゆえに各種における分布域や年間の増殖動態に関する研究が遅れている。本発表ではピコ真核藻類・緑藻トレボキシア藻綱Picochlorum geojenseが大阪湾における主要一次生産者であること、そして本種の存在量が環境条件の大きく異なる複数の季節に増加するという特性およびその要因について報告する。